本日もランニングをしてきました。ゆっくり12km。年中同じ場所を走っていると季節の移り変わりがわかって面白い。人の動きもそのうちのひとつだけど、今回は虫野郎だ。
先週走った時、登戸と和泉多摩川を結ぶ多摩川大橋から京王線までのちょうど中間あたりらへんからクマンバチが大量発生していた。走っていると頭上を飛んでいたり、目の前に現れたり、スズメバチと違って羽音はしないし人に向かってはこないから怖くはないけど、人をあまり恐れていないのかギリギリまで逃げないのでそれはやめてほしい。
今日は同じ道を走ったのにクマンバチではなくて、ホタルみたいなやつが大量に発生した。ホタルみたいだけど、羽が大きくてめっちゃ飛ぶやつ。先週クマンバチがいたところにそのキモチワル虫がむっちゃ飛んでいるのだ。クマンバチは停滞して飛んでいるけど、このキモ虫君は動き続けて飛んでいるので目の前にビュンビュン飛びまくってくる。
なぜこいつらは同じ時期に同じ場所に現れるのだろうか。同じ種類なので同じ時期に同じような成長を遂げるのをわかるけど、世界は広いんだからいろんなところに行けばいいのに多摩川の河川敷にやってくる。何かの匂いにつられてやってくるのだろうか。夜だったら光に虫が集まるのはわかるけど、昼間の多摩川にどんな虫を引きつける成分があるのだろうか。もしそれがDNAレベルで決定されているとしたら無意識にその場所に集まり、仲間やパートナーの発見に役立っているということだ。
虫がそうなら、人間は?遺伝子レベルで集まりたくなる場所というのはないのかな??あるとしたら、それはどんなところなのか。人が集まるところっていったら都会。都会の何に人はひかれるのだろうか。逆に人がたくさんいるところに人が集まるっていうことも考えられる。10人いる場所と100人いる場所があったら100人いるところの方が良いものがあるような気がするだったらそこに行きたくなる。例外にあえて人が集まらないとこに行きたくなることもあるかもしれないけど、逆に虫の中でもあえて多摩川に寄り付かないキモ虫君もいるのではないだろうか。でもそういうやつらは仲間やパートナーと出会うのに苦労するのは間違いないのだ。