今年開通した「多摩川スカイブリッジ」を見に行きたい!新しくできたものには誰だって興味をそそられる。あと何年か経てばただの橋になるかもしれない。だったら新鮮なうちに見に行こう!
スタートは登戸。そこから多摩川を永遠に下っていく。距離にして片道20km。自転車はだいたい時速20kmなのでおそらく1時間でたどり着くことができる。日曜日で快晴だったので人が多くてあまりスピード出せないかもしれないけど、とりあえずは出発!
まずは登戸から多摩川の神奈川側を下っていく。道が細くて歩行者やランニングしている人も多いので注意。そこからまっすぐ二子橋→丸子橋→ガス橋と走っていく。途中土手の上とか下とかを入れ替わり走っていくのでちょっと面倒だけど、以前より道が舗装されていて走りやすかった。じゃっかんボコボコした砂利道もあったけど、許容範囲内。ガス橋から対岸に渡り東京側を走る。広い場所もあればめっちゃ狭い道もある。今日は狭い道をインラインスケートをしている行列がいたのでなかなか抜けず「ぐぬぬぬ」。ここでイライラしてはいけない。イライラしたらせっかく楽しく自転車乗っているのがもったいないから。横の行列も困るけど、縦は縦で追い抜けない。本人達はたのしく走っているのだけど、縦に並ぶと人と人の間に隙間がないから一人ずつ抜いていくということができないのだ。
ガス橋を渡ったらあとはもう多摩川スカイブリッジまで一直線!
予想通り1時間で到着!羽田の公園の横を通って橋に続く階段をのぼる。横に自転車も入る大きめのエレベーターがあったので、坂道を押していくのが嫌な人は使うといい。せっかくここまで自転車で来たのにここでエレベーターを使うのはしゃくなのでもちろん階段をかけのぼった。階段を登ると「一方通行」の標識があるので自転車は左側の道を通る。僕は気付かなかったので堂々と逆走した。車だったら「またボケ老人だろ!逆走して」とか言われそうだけど、自転車で助かった。
今まで何度かこの辺まで来て飛行機を眺めたことはあったけど、高い場所がなかったので見晴らしがよくなかった。多摩川スカイブリッジは結構高い位置にあるので飛行機がすごーくきれいに見えた!
飛び立つところもきれいに見えて、たくさんの人が橋に立ち止まって見ていた。歩行者の道と自転車専用路もあったので結構広めだった。5分に1回は飛行機が飛び立つので飽きずに30分はいれそう。
肝心のスカイブリッジを撮るのを忘れちゃった。
さてこっからまた同じ道で帰らないと行けない。足は結構疲労している。行きは向かい風で貧弱な足を使ってしまった。HPはあとわずか。でも負けないぞ!羽田の公園でコーラを買って元気百倍!勇気千倍!いざ出発。
行きのときに若者が円になって一人の青年が熱心に何かを説明していた「東日本の震災のときは・・・」。スッと通り過ぎたので一瞬しか聴こえなかったが、とても大事なことを説明していた。大学新入生のオリエンテーションかな?何人かは説明も聞かずにスマホいじっていた。驚いたのは帰りに同じ道を通ったときにもまだ説明をしていたことだ。さすがに30分も話していたら飽きるよね。暑かったし。其の辺で勘弁してやって!
そのままゆっくりと登戸まで。んで無事到着。
48.34kmを2時間23分!時速20kmなので予想通りでゴール。この消費カロリーっていうのはどこまで信用なるものなのか。2時間でこのぐらい消費されるなら自転車のっているおっちゃんたちのお腹はもう少し凹んでいてもいいと思うのだが。現実は厳しいというところだろうか。
限界まで走ると口の中が鉄の味になる。とよく言うけれど、今回は顔が塩の味がした。もうめっちゃ汗かいた。4月でこれだから本場の夏が楽しみだよ。
初めての多摩川スカイブリッジだったけど、眺めが最高だったのでまた行きたい。なんと言っても自転車で2時間ってのが1番いい。長すぎず、短すぎず。自然もいいけど、いろんな人がいて結構最後まで飽きずに走れる。サックスを吹いている音がして見ると、本場黒人さんがオケに合わせて吹いていた。ギターの上手い下手はわかるけど、サックスのレベルは全くわからない。ただものでないのは確か。橋の下のはじっこ吹いていたけど、プロなのかな?とにかくいろんなものが見れて楽しい!それが多摩川なんです。