日記

小田原に何しに行くの?

今日の予定はまず歯医者。この間歯間ブラシで汚れだけでなく詰め物までとれてしまい、9:00から治療。無事終了してそのまま小田急線に乗り小田原を目指した。特に用事があるわけではないが、なんとなく行きたくなったのだ。何か呼ばれたような気がして。

だが、最初から大きなミスを犯す。乗り換えミスったー。町田で小田原行きに乗り換える必要があったのだけれど、藤沢まで行ってしまった。知識があいまいのくせに特に調べもせずなんとなくで行動するからよく乗り換えを間違える。藤沢で調べたら湘南新宿ラインで小田原まで行けるらしいので、時間はかかってしまったので無事到着した。日記に残しておけば同じ間違いをすることはないだろ!

小田原と言えば小田原城だけど、今回はあえて小田原城には行かず海を見に行った。歩いていくと移動距離がたかが知れてるのでレンタサイクルを利用した。駅から5分ほどの距離にある「THE VIEW小田原」さんで5時間1000円で借りた。手続きも2、3分で終わるし店内もきれいだしとても心よい接客だった。本人確認書類が必要になったので何か持っていくべし!電動自転車なのでスイスイどこでも登って行ける!

まずは「御幸の浜」に行ってみた。砂浜に4、5組のカップルがいたけど、広々していてとても心地よい。江ノ島の砂浜しかしらないので人気のなさに安心した。入り口にはトイレもあった。多分汚いけど、ないよりはいい。夏は海水浴場になるんだろう。端の方に出っ張った場所があって釣り人が一人。何が釣れたか聞いてみたけど、お決まりの「いま来たばかりなので」とのこと。その釣り人がどのくらい釣りの経験があるかどうか瞬時に見極めることは難しいけど、竿の持ち方、釣具の様子などなどで大体の見当はついてくる。このおっちゃんはそんなに経験がある方ではないと勝手に思ったのでそっとしておいた。

続いて「早川港」。数年前来た時は賑わってなかったような記憶があるけど、飲食店があって車もめっちゃいた。市場みたいなのもあってガヤガヤしていた。中に入るのは面倒だったので素通り。ほとんどが釣り禁止になっていたけど、端っこの方に数人だけ入れそうな場所があってそこで釣り人がちらほら。釣り人も片身が狭いよなぁ。

船はかっこいい。ただ見てるだけでなんかワクワクする。昔から船に憧れがあるけど、乗ったのは4回ぐらいしかない。いずれ自分の船を・・・なんて思ったりもしているけど、現実的ではないよね。

早川港の次は「米神漁港」。もはや電車と歩行だけでは行くこともめんどいような漁港。今回始めてきた。自転車でも入りずらかった。かなり狭い道をごちゃごちゃと入っていった。

漁港自体は狭かったけど、石ころがいい感じであってよい。足元にも30cmぐらいの魚が数匹泳いでいた。なんの魚かはわかんなかったけど、アイゴかな?わからん。釣り人は3組ぐらい。いかんせん狭いので休日なら場所取りで大変そう。もし場所とれなかったら他のところに〜ということもできないから困るね。

海の見学は終わり!途中で興味深い看板が立っていたのでよってきた。それが「石橋山古戦場」どうやら源頼朝のゆかりの地らしい。源頼朝が平家方の大庭景親(おおばかげちか)に負けた場所らしい。そして佐奈田与一が討ち死にした「ねじり畑」という場所も発見した。正直勉強不足でなんのこっちゃわかんなかった。本当に偶然に見つけたのでしょうがない!

坂から見下ろした海が最高の釣り場だったけど、断崖絶壁で立ち入ることが不可能。本当にもったいない!釣り場が泣いてる。

んで時間があったので結局小田原城を見てきた。いつも観光地に行くと自転車を置くところに悩むのだけれど、小田原城はトイレの横に小さいスペースがあった。とてもわかりにくい。

藤の花が8分咲きできれいだった。初めて城の中に入ったけど、北条らの知識があまりないので理解が難しかったけど、中にも資料が多くて楽しめた。2階以上の撮影はダメだ!って書いてるのに写真をパシャパシャとってるじじいがいてな。少しイライラしてしまったよ。注意できればよいのだけど、そこまで勇気がわかない。

「北条五代紀」を読めば理解が深まるかな。こんなところで今回の小田原探索は終わった。最後はきちんと時間内に自転車を返して、ロマンスカーで帰ってきた。ロマンスカーはゆったりしていて最高だ。もちろんビール飲んだ。