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ローカル電車の乗り方に注意!ワンマン列車とは!

帰省して散歩に行ってきたのですが、いつもとは違う駅から乗ると乗り方も変わってしまう電車があるのだ。青森県の「青い森鉄道」の「ワンマン列車」!乗り方を間違えると下手すると電車に乗れないこともあるかも!今回はその「ワンマン列車」について語っていく!

乗り降りが少ない駅はご用心!

今回は「浅虫駅」を目指して出発した。浅虫と言えば温泉や飲食店、水族館、釣り堀などいろんな見どころがあってよく行き先になることがある。いつもは青森駅から乗り降りするのだが、今回は散歩も兼ねていたので青森駅から少し移動した「小柳駅」から乗車することにした。電車が来るまで20分ほどあったが、乗り降りが少ない駅なのだろう。駅に着くと人は誰もいなかった・・・。それどころかいろんなものがなかった。

改札がない!そもそも無人!

まずはその駅のシンプルさ。道路から階段を上がればもうホーム。あるはずの改札もなければ、椅子も屋根もない!待合室はホームにはなく階段を降りた道路にあった。切符売場は公衆トイレのような簡易さ。中には自動券売機があった。ホームには椅子がなく休むところがなかった。

簡易切符売場
道路から階段を上がればすぐのホーム

もうひとつ不自由なことは上りと下りのホームを行き来きするためには階段を降りて道路を歩いて線路の下を歩いて〜と結構時間がかかるのだ。でも駅自体は無駄なものがなくほんとに乗り降りするための駅のような感じがして好き。でも改札もなければ駅員もいないのでほんとに不用心!ただで乗り降りできてしまうよ。でもこの駅の恐ろしいところはここからだった・・・

ドアが開かない!ワンマン列車!

電車の時間が近くなるにつれてホームにもポツポツと人が現れ始めた。それでも4人ぐらい。ここで不思議に思ったのが、普通ホームに上がればバラバラといろんなところに散るものだけど、なぜかホームの階段部分に集まって動かない。僕はそこから10m離れたところで待っていた。しばらくすると時間ちょうどぐらいに3両のかわいい電車が到着した。プシューッと止まった電車に乗り込もうとドア横の「開く」ボタンを押した。だが!開かないのだ。「あれ?ボタンの押し込み方が弱かったかな?」と何度も強く押したが、やはりドアは開かない。中には結構乗客がいたので回送ではない。焦る焦る。すると横のおばちゃんが「こっちだよ!」と教えてくれた。なぜか知らないけれどおばちゃんのドアは開いていた。パタパタと駆け足で乗り込んで何事もなかったかのように車両の端っこで一息置く。ここで車両の壁をキョロキョロと眺めるとあるポスターが目に入る。「ワンマン列車の乗り方」というもの。「ワンマン列車!?」なんじゃそれ。僕が乗れなかったのはこのせいか!?

もうひとつの落とし穴

ワンマン列車は駅員がいない無人駅とかなどで電車に乗る方法らしいが、切符を買わなくても電車内の整理券をとって降りるときは1両目の先頭に券と運賃を投入するというものらしい。だが、それだけだとさっきドアが開かなかった理由が説明できない。腑に落ちないまま電車に揺られていたら車内アナウンスが流れた。車内アナウンスはこの通りではなかったけど、大体こんな感じの内容だった。「次の駅は○○。降り口は1両目のみです」なぬ?1両目だけ?3両あるのに。ということはさっきの小柳駅も乗り降り可能なのは1両目だったということか!初めて乗る人は全くわからないではないか!

気をつけよう!ローカル線のローカル駅

今回は横のおばちゃんのおかげで無事乗ることができたが、もう少しまごまごしていたらのれなかったかもしれない。みなさんもローカル線のローカル駅に乗るときは細心の注意を払ってください!